お知らせ

2021.11.29

わかやま市民生協40周年記念講演会 「おうちごはんが一番~コロナ禍の今、当たり前のご飯を見直そう~」

2021年10月16日(土)、料理研究家の土井善晴さんに「おうちごはんが一番~コロナ禍の今、当たり前のご飯を見直そう~」と題して講演していただきました。

土井善晴さんはまず、おうちごはんとは何かという問いかけから講演がはじまりました。「家のごはんは健康のことを考えて作られている、そして無償でつくられる食事は家のごはんしかありません。それは相手を想って作られているかどうかです。2013年に和食がこれまで祖母、母、主に女の人たちが連綿と受け継がれてきたことが評価されて『ユネスコ無形文化遺産』に登録されることになり、注目を集めました。今まで受け継がれてきた和食という文化をもっと評価するべき、そしてこの和食という文化を守っていくべきである。」とお話がありました。また、「外食や忙しくて時間がない、献立を考えるのも難しいという時代だからこそ『一汁一菜』でよい。」という提案をいただきました。

最後に、「料理は人を幸せにする力がある。こうしたらだめだというルールはない。季節のもの、旬のものを取り入れて、ぜひ気軽に料理をして楽しんでほしい。」とお話されました。

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