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和歌山北エリア委員会 バスで行く♪1200年続く天空の「高野山」
2022.12.23

和歌山北エリア委員会 バスで行く♪1200年続く天空の「高野山」

2022年112日、組合員同士の交流を深める取り組みとして、組合員20名で高野山へ行ってきました。前日の雨で一気に紅葉したようで、蛇腹道のモミジは赤く鮮やかに彩られていました。

NHKの番組「ブラタモリ」にご出演されていた、石塔の研究をされている木下浩良先生に、壇上伽藍を案内していただきました。根本大塔、御影堂、御社、金堂を回りながら、空海さんがどのような思いで壇上伽藍を作ったのか、先生の解説を聞きました。六角経蔵は1周回すと5000典のお経を読んだことになるそうで、みんなで1周回しました。現在、お経はすべて霊宝館に納められているそうです。

総持院さんで精進料理の昼食をいただきました。漫画『美味しんぼ』でも紹介されたお寺だそうで、とても色鮮やかな秋を感じさせてくれるお料理でした。

午後から金剛峯寺に参拝しました。国内最大の石庭は2匹の龍を表しているそうです。狩野探幽などのすばらしい襖絵があり、最後に千住博さんが奉納された襖絵『断崖図』『瀧図』をみました。

一の橋までバスで移動し、奥の院の正式な参拝方法である橋の手前で合掌一礼し、御廟まで約2キロの参道を戦国大名のお墓を見ながらゆっくり歩きました。木下先生のお話で印象に残ったことは、金剛峯寺は豊臣秀吉が亡き母の菩提を弔うために建立されたことや、お江の一番石塔(奥の院で最も大きい五輪塔)は徳川忠長が母のために立てたことなどから、母(女性)をとても敬っていることがわかるそうです。

御廟橋の橋板36枚の裏には金剛界の仏様の梵字が彫られているそうで、合掌一礼してから1枚ずつ踏みながら渡りました。燈籠堂から御廟を参拝しました。お土産を買って帰路につきました。3年ぶりのバスの取り組みで、組合員のみなさんと楽しく充実した一日を過ごすことができました。

今回の企画は西原監事にご尽力いただきましたこと感謝申し上げます。

(和歌山北地域通信員)高野山1.jpg

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